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緑内障の治療

緑内障とは

人間の眼の中には、房水(角膜や水晶体をきれいにしたり、栄養を与えたりする体液)という透明な液体がいつも流れています。眼圧とは眼内液の圧力のことで、その圧力がほぼ一定なのは、この房水のバランスがうまく保たれているからです。房水の流れが悪くなって溜まってくると、眼圧は高くなります。上昇した眼圧により視神経が圧迫され、障害を受けると、その部分が担当する情報が脳に伝わらず、視野が欠けたり狭くなったりします。これが緑内障です。

緑内障が怖いわけ

どのような病気でも、大抵は自覚症状がありますが、緑内障の場合は眼が痛いといった症状なども無く、初期段階で自分で気づくことはほとんどありません。「視野が欠けたように感じる」という症状が一般的に知られていますが、初期の段階では、視野が外側から少しずつ欠けていくので、気づきにくいのです。

40歳を過ぎたら、定期的な緑内障の検査をお勧めします!

当院では、緑内障の早期発見の啓蒙をしっかりしていきたいと考えており、そのために検査や治療に必要な最新機器を揃えています。即時に検査結果の画像をお見せしながらご説明いたしますので、お気軽に検査にいらしてください。 また一回の検査で「異常無し」であっても、これから先も「ずっと大丈夫」というわけではありません。40歳を過ぎたら、1年に1回、最低でも3年に1回は定期検診を受けるよう、お勧めいたします。


緑内障の治療

◇薬により眼圧をコントロールします

まずは、薬で眼圧をコントロールします。急性緑内障では手術が第一選択ですが、慢性緑内障で視野異常が進行していない場合は、点眼による治療を行います。
緑内障のタイプや症状、視野異常の重症度によって2~3種類を併用することもあります。点眼薬だけで効果が不十分な場合には、内服薬を併用することもあります。
急性緑内障の場合や薬物療法(点眼薬や内服薬)での眼圧コントロールが不十分な場合は、レーザー治療や手術を行います。
残念ながら、現在のところ緑内障を治す治療法はありません。いずれの治療も進行を止めることを目的としています。



◇レーザー治療
レーザーを虹彩にあてて穴を開けたり、線維柱帯にあてて房水の流出を促進したりします。比較的安全で痛みも無く、日帰りで治療が出来ます。

◇手術治療
房水の流れを妨げている部分を切開し、流路を作って房水を流れやすくする方法や、毛様体での房水の産生を抑える方法などがあります。

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